まずは何をするべきかを冷静に見る
普段何気なく行っている作業ですが、自分がどんなことをしているか思い起こしてみましょう。
例えば職場で、出勤したらまずパソコンの電源を入れ、もし若手なら次に出社する人達に向けてコーヒーサーバーの準備をしたり周辺の掃除をしたりするでしょうか。
それから次々に社員が出勤し、会議を行う場合もあるでしょう。
まずここで最初のポイントなのですが、出社してすぐパソコンの電源を入れた際にスケジュール確認も併せて行っておく。
すると出勤してくる社員の動静も把握できますので、必要以上にコーヒーサーバーを準備する必要もない。
また自分自身も今日の予定を頭の中で組み立てながら雑務に取り掛かることができます。
このように先読みと計画ができることが段取りの上で重要なポイントとなってきます。
気分で変更することもあって良い
ここで大切なことは「絶対この次にこれをしなければならない」とキメ過ぎないことです。
人間は気分も大切です。気分が乗らないとルーティーンも継続せず飽きてしまいます。
キメ過ぎないことで長続きすることもあります。
ただし順番を逆転させると不都合が生じることもあります。
例えばコーヒーメーカーの下にコップを置かずにスイッチを押せばコーヒーは駄々洩れですね。
当たり前のように思うかもしれませんが、意外と見落とすことはあります。
段取りを決める場合には、順番を逆転させても問題ないところを把握しておくことです。
上司に決裁を出す前にしていたことを決裁後に回しても業務に問題ないということもあるでしょう。
こうして気分にも配慮しながら順番立てをしておくと、後からも持続させることができます。